雇用のミスマッチと社会保険
正社員になれないため、ネットカフェ等で寝泊まりして日雇い作業をしている人がいる一方で、農林水産業や中小企業では若い人が就職しない。日雇い作業をやめたいと思っている人なら3K(きつい、汚い、危険)の職場でも常勤なら働きたいと思うのではないだろうか。雇用にミスマッチが起こっているのだから、ネットカフェではハローワークのインターネットが無料で利用できるとか、寝泊まりする個室ビデオ店に求人ポスターを貼るとか、都内で面接して内定したら就職先の過疎地までの切符を渡すなどの対策を考えるべきだろう。
正社員を雇用すると企業は不景気になっても解雇できないので、臨時社員を雇用しようとする。また、正社員なら厚生年金と健康保険の保険料の半分は雇用企業が負担しなければならないし、雇用保険にも入らなければならない。仮に1時間当たりの賃金が正社員と臨時社員で同じだったとしても社会保険料の分だけ正社員は企業の経費負担が多くなる。経費負担が同じになるように臨時社員でも社会保険料を企業は負担することとし、同時に、臨時社員から社会保険料を源泉徴収して、年金受給時にはその保険料分に対応する年金額を国民年金に上乗せして支給したらどうだろうか。なお、国民年金保険料が未納の人は未納の額に充当できることにして、それでも国民年金保険料の額に満たない場合は満たない額を督促したらどうだろうか。
また、社会保険事務所は徴収率を上げるため標準報酬を引き下げたりして当てにならないので、徴収は分離して税務署が行った方がよい。社会保険料を未納の会社は法人税等も未納の可能性があり、社会保険事務所と税務署がそれぞれ徴収に行くのは無駄で、税務署がまとめて徴収した方が効率がよい。
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